考える虫のつぶやき

こうやって生きたらいいのに を探して、物の見方、考え方について、あれこれと思うままに書いています。なぜか夜中ばかりの投稿ですが…

AIの絵は不気味の谷現象に陥ってるらしい...絵だけじゃなく文章でもそうかも...?

先日、ネットのニュースで、人はAIの作成した絵画よりも人が描いた絵画を直感的に好む傾向があって、AIは不気味の谷現象に陥ってるらしい...という面白い記事を見かけました...@o@;

gigazine.net

不気味の谷現象、これは人工的に作られたCGで人を再現したり、ロボットを人に似せて作ったりすると、それに対して人は何故か嫌悪感を感じてしまう...それは、より人に近く出来てるとそれが顕著に現れてしまう...

近いところで谷のように嫌悪感が顕著になるところから、そんな風に呼ばれているそうです...

その記事では、AIが作成した絵画に対して、不気味の谷現象があるのでは...的な話になっていて興味深かったです^^

それでふと思い当たったのは、AIで作成した文章。
学生なんかの若い人たちの中には、積極的にChatGPTを使って文章を作成している人たちがいます...これがいいやら悪いやら(^^;)、そして、これまでにも...

そういうChatGPTで作成した文章を、ときどき読む機会があったりしましたが、そのときにも、この記事にある似たような気持ち...つまり、ちょっとした物足りなさ、気持ち悪さみたいなもの...を感じる ことはよくありました...

僕的に思っていたのは...、
ChatGPTなんかで書かれた文章のバランスがあまりにも良いこと、理想的すぎるところ...だったのですが、この記事を読んで、これまでにChatGPTが作成した文章で感じた違和感ってのも、不気味の谷と同じかも...そんな風に思ってしまいました^^

若い人たちには、文章を作成するときに、ChatGPTなんかのAIを使うのはいいけど、必ずその文章をたたき台にして、自分が強く感じるところ、それほど強い思いのないところを意識して手を加えた方がいいよ...的な話をします^^。

文章に山谷や右往左往のカーブがあると、自動車の運転と同じで、読んでる側も退屈しない...これを加えるのが不気味の谷を埋める作業...なのかなぁ...と。
ただ...僕自身、それほど文章力がある方ではないので、どこまで伝えられているかは疑問ですが...orz

これに限らず...

不気味の谷現象...それを引き起こす理由を考えるのは面白いです^^。そこで思うのは、やっぱり...
人の観察力と想像力のすごさ...そして、人が抱いてしまう近い存在への敵対心...なのかなぁ...と

良くできたCGも、小さな瞬きや、眼球の移動、口元のピクつき...などなど、その人の癖(≒性格)とリンクした細かな表情がないと、平均化されちゃってどんな人か分からなくて気持ち悪い...とか、

アニメのCG化や実写化みたいに、人に近づけ過ぎちゃうと、実は見てる側が自分たちで都合の良いように理想化してる想像力を奪われちゃって楽しくない...とか、さらに...

あまりに人に似すぎると、今のChatGPTの生成系AIなんかがそうだけど、かなり人間の思考と変わらない表現ができちゃうせいで、自分たちを脅かす存在として恐れたり...などなど

でも、そんなことに構いもせず技術の発展とともに進化して、人に近づいているAIです...、もう暫くは間違いなく不気味の谷に落ち続けて...、人を知る手がかりとして楽しませてくれそうです(^_^)...が、

いつかはその谷を越えて、パートナーになれる日は来るのかもしれない...かな?