SNS上で著名人をかたって投資に勧誘する偽広告の詐欺事件...今日のニュースでは、詐欺にあった方々が、その広告を掲載している大手SNS企業を提訴したと報じていました...
そのニュースの中での、SNS企業側のコメント...が気になりました...(^^;)
偽広告に対策として、広告の審査を厳しくすると、一般の広告にも規制がかかる可能性がある...
という説明。一見、確かに...って思ってしまいますが、よくよく考えると、そのコメントって...
そのSNSの利用者が困るからではなく、広告を出す側として自分たち(SNS企業)が困る...と言っているだけです。
一般の広告が規制にかかったって恐らくそのSNSの利用者は大して困ることはありません...^^
ひょっとすると少し広告が減って良かったと思うかも...(^^;)
本来は、そのSNSサービスの一番の利用者の立場を考えるべき のはずですが、何故かそうじゃなく、自分たちが困る的なコメント...orz
企業が社会のためにあるのではなく、企業自身のためにある...
なんとも今の社会の縮図 を...端的に表している気がします...orz
本来...、
企業って、社会へのサービスの対価として利益を得る組織のはず...ですが...、
その存在意義に関わる社会へのサービスで問題が生じているのに...、利益を得る部分について困るから...と。
すごく子どもっぽさを感じます^^;
こういうのを見せられると...
少し前に、不正認証が発覚して、数ヶ月間、全ての工場を停止した自動車メーカーの対応って、遙かに真摯な対応ですごかった...んじゃないの!?...そんな風に思ってしまいます...不正はダメなはずなのに...(^^;)
とにかく...
実害が出ているのは、今回のSNS企業の事件の方だよねぇ...って考えると、経営者(人)の感覚もそうですが、今の社会そのものも、ものすご〜くアンバランスな気がします...(^^;)
この手のニュースを聞くといつも、騙されるくらいのお金があれば...って思ってしまいます...orz