考える虫のつぶやき

こうやって生きたらいいのに を探して、物の見方、考え方について、あれこれと思うままに書いています。なぜか夜中ばかりの投稿ですが…

ある日の「勉強のススメ」的な話...勉強する意味って...自分のトリセツを見つけること

上の子は高校生で、時々、勉強の話になる。そして、いつも決まったように、

「勉強する」って、不思議な言葉だなぁと、つくづく思う。

強いて勉めるって書いてあるのに、学習するって意味で使われている...一体、なんで...?って、

まぁ、それはともかく、
彼が「勉強ってなんで大変なんだぁ」とぼやくときは、「そりゃ、読んで字の如くだから、仕方ないねぇ...」と、残念な返しをしてしまう。

ただ、面倒な勉強も、
意味付けみたいなものがあれば、すこしは違うかなぁ...と思い、
あと、
僕自身、勉強の意味付けを考えなくちゃならなかったので、これまでに考えたことを、彼に話したことがあったので、書いています。

勉強って、結局のところ、
「自分自身を上手くコントロールする方法 (トリセツ) を見つけるためにやってる」んじゃないかと...
つまり、
「自分の攻略」

それで、その攻略に必要なのが、
中学までだと、国数社理英の主要5教科

この5教科って、
生きていくのに役立って、しかも、それぞれ性質が異なっていて
よくよく考えると、ちゃんと選ばれてるなぁと思う。

それに、学校のテストは、大体100点満点で評価されるけど、

例えば、合格ラインが80点だとすると、

勉強を通じて、
どれくらい努力すれば、合格点になるのかを試して、知る
ことができて、

しかも、
各教科の点数で、
自分がどの系統 (数学みたいな論理的なもの、社会のような知識蓄積型のもの等々) が得意か、または、不得意かも分かる。特に、

不得意の教科 (分野) で、
合格点を取るには「どれくらいやればいいのか」も、
勉強で知る
ことができる。

そうやって、

どの系統も最低限必要な合格点を取るためには、どう自分を攻略すればよいかを見つけていく作業が、

実は勉強なんじゃないか...と、

考えています。

そして、
学校にいる間に、この「自分の攻略」を、しっかりやっておけば

社会に出て、依頼される仕事に対して、

「この系統なら、これくらいの努力で、合格点になる」とか、
「この期間内で、この要求は、とても合格点を達成できないから無理」とか

の判断がちゃんとできるようになる気がするし、社会人として困らないんじゃないのかなぁ...きっと


あと、
自分の攻略と思えば、
得意、不得意に関係なく、どうせやらなくちゃならないなら、必死にやるのも意味があると思うよ...と

なので、とにかく頑張ってみたら、とも話したかなぁ...


最後に、
僕自身、勉強の意味付けを...って、書いたのは、

子どもの頃、家では「勉強しなさい」とは、よく言われたんだけど、

「勉強すればこうなる」とか、「勉強する意義」みたいな話を聞かされることがほとんどなくて、ただ、何となく勉強しました...orz
(比較的素直だったということで...)

社会人になる頃に、生き方なんかを考えるようになって、
「勉強って何のためにやるのか?」とか、「勉強するとどうなるのか?」とかも考えるようになって、

今のところたどり着いた答えの一つが、「自分を知って、対処できるようになる、自分の攻略」だったりします^^


※ 随分前の記事ですが、タイトルを更新しました。なので、上の子は今は大学生だったりします^^