昨日の帰り、運転しながらラジオを聴いてると、外来種の問題が話題になっていた...
という書き出しでしたが、その直後に風邪を引いてしまい...一週間以上が経ってしまっています...orz、まだ、のどの調子が良くないですが...とりあえず生きてます^^;
そのときのラジオの話ですが...
外来種がもともといた在来種を捕食したり、在来種の生息域を奪ったりして、絶滅に追いやってしまっている問題で、アライグマの話をしていた...その辺にいるのなら、見てみたい気も...(^^;)
その話を聴きながら...これもグローバル化の影響だなぁ...と、つまり...
グローバル化って、とどのつまり、平均化 になっている...たぶん。それを図的に描くとこんな感じ...かな?
本来、そこだけで生きていた多様な生き物たちも、人の行き来が自由になるとともに、人以外の生き物たちも幸か不幸か行き来してしまう...つまり、グローバル化は人だけじゃない(^^;)
グローバル化で、今まで出会うことなく生存競争の相手にはなり得なかった生き物たちが、無理矢理どんどん出会ってしまう。結果的に...
生存競争を余儀なくされちゃって、もともとそれぞれの地域に根ざしていた弱い生き物たちは淘汰されてしまう...orz、おそらく、さらにグローバル化が進んじゃうと...
どこにでもいるんだね...的になった生き物たちだけの世界になっちゃう...つまり、平均化...(^^;
人間もそうだし、生き物全体でもそうだけど…
ある平均的な層があって、その層に比べて...変わった性質や能力を持っていると、奇妙さが際立った、いわゆる変わりもの的な存在になる…、
こういう変わりもの的 存在って、その地域地域にあった特殊な環境が育んできたんだろうし、それが、多様性に繋がってるんじゃないのかなぁ...と
図のグラフで例えると...
平均層から離れた上下の端にいる変わりものって、平均層からみると、生きづらそうな生態だったりするけれど、人や生物全体からすれば、誰も試しもしない...極端な生き残り方を試してくれている存在なんだろうなぁ...
そして…
ある時、平均層が軒並みやられてしまうような危機がやってきた...そんなときに、極端な生き残り方をしていた人や生き物だけが、その危機から逃れることができて生き残る...
図のグラフで、縦軸の多様性、能力って、見方によっては、危機などが発生した特殊な状況下での生存力だったりする...そして、
危機を乗り越える赤い線より上にいる存在だけが、生き残るチャンスがある...ように思う。
でも、グローバル化がどんどん進んでしまうと...
変わりものって、そもそもその地域だから生きていけてるだけ...そこに、そんな地域性に関係なく圧倒的な強さを持った生き物がやってきちゃうと、変わりものたちは...あっという間に地域の環境と共に駆逐されてしまう...
下のグラフのように、いつの日か平均化されちゃって...
赤い線を越えるような飛び抜けた存在がいなくなってしまう...orz
何もないときは、それでもいいんだろうけど...滅亡的な危機が起こったとき、死なば諸共...的になってしまうんじゃないのかなぁ...そう考えると、ちょっと怖いし、やっぱり残念な気が...
グローバル化って、今の人たちにとっては理想なのかもしれないけど...その他の生き物たちにとっては単なる試練でしかなさそう...
ラジオを聴きながら、そんなことを考えてました^^
ちょっと話が違うかも...ですが、
このグローバル化の結果と似てるのが...
何でもかんでもルール・制度化と、過剰なコンプライアンス推進の流れ...orz
ルールや制度を作ると、結果的に行動が縛られることが多い。特に多いのは...
ごく一部の人による抜け駆け的な犯罪行為に対するコンプライアンスの強化...これで、そもそも犯罪なんかしない多くの人たちも、細かなチェックや手続きが増えて行動が縛られる...その結果、
赤い線を越えるような行動ができるような人たちが減って、困難を乗り越えるようなブレークスルーを起こすチャンスが極端に減っている...そんな気がしています...orz
今の日本の閉塞感も(感じてるのは私だけ...?)、日本人はルールや決まりに弱い(真面目すぎる)ので、結構関係があるんじゃないのかなぁ...
もうちょっと、どんぶり勘定的でもいいのに...