ロシアのウクライナ侵攻、2月に始まって、3ヶ月、
相変わらず、ニュースでは現地の人たちの悲痛な声が毎日届けられています…
ただ、
戦況はウクライナの反抗、奪回が報じられるようになって、少し状況が変わりつつあるように感じます。
何れにしても、誰かの犠牲は続いてるわけで、何が正しいのか分からなくなって、複雑な心境のままです…
それと、
プーチン大統領の今回の判断…これは、年齢的な面や、体調的な面も含めて、残念ながら推測の域を越えないような話として、
「失敗だった…」的なものが多くなってきました。
(個人的には明らかに「はじめから失敗」判定ですが…)
この侵攻で、
気づいて良かったことは、
国の代表が「代わること、代えられること」がどれだけ大切だったか…
ということです。
ちょっと前のアメリカなんかを見てると、
前大統領に対してすったもんだしてて(個人的には大統領のせいじゃないと思ってますが…)、
代わるリスクを意識したもんですが…
ロシア侵攻を目の当たりにすると、
「代わらない…代えられないリスク」の方がはるかに大きい…
それを、思い知らされました。
おもいっきり引っ叩かれる感じで…
確かに、プーチン大統領は、
今より若いときは、強い意思と、決断力、力強さ…多くの人を統べるリーダーで、国のリーダーとして少し羨ましく感じることもありました…(^^;
でも、今は違う…
誰の目にも、体力的な衰えは明らかで、発言すら一貫性がない…
つまり、
「人間は歳を取る」
人間1人、良い状態は永遠じゃない…変わってしまう…
それをちゃんと知ること。
それって、本当に大切なんだ…と
あと、
気をつけなくちゃいけないのは、本人だけじゃなく、その周り(国民)も…
人間の厄介な点は、
「良かった頃の記憶を引きずって、都合のいいように勝手に思い込む…信じてしまう…」
「良かった過去に引きずられる…」
ってことです。
今回は、それがプーチンを後押ししてしまう1つの要因になった…
そんな風に見えます。
そして、こういった
大きな過ちに突き進まない仕組みとして、「民主主義、選挙」があるんだと…
実感できた気がします。
そのために払われた犠牲は計り知れませんが…
そう思うと、
選挙の度に、「前の首相が…、新しい首相が…」と、一喜一憂してますが、平和な悩みなのかもしれない…