この前の参院選、元首相銃撃事件以降、今は、
旧統一教会と自民党との繋がり問題一色になっていて、正直なところ、少し気持ち悪い…(^^;
本来は、
旧統一教会の霊感商法などが問題なら、それだけが叩かれるべき
だと思うけれど、
なぜか、政治家との繋がりが騒がれる…、
正直、
宗教にはあまり興味がないし、すごく知りたいとも思わない。だから、
ニュースで入ってくる程度の情報の範囲だけれど、
ややこしくしてるのは、
その団体は、色んな組織があって、
「女性の活動を支援する」、「子育てを支援する」その他、諸々の地域に根差したボランティア活動など、見た感じ、良い活動もやっている
ということなのかなぁ…と、
そうなると、特に、
地方だと、
地域が掲げる慈善活動を積極的に参加してくれる団体は、ウェルカムだし、
その日のネタ探しが結構大変な、
地方メディアも、
慈善活動的なものは、これまた格好のトピックになるので、喜んで取材し紹介する。
たぶん、
「本当に助かります~♪」的なものなんだと思う。
そういう活動に対して、
政治家も、
「ぜひ、その活動を見て欲しいので…」とか、
「ぜひ、その活動を励まして欲しいので…」とか言われれば、
良い活動内容のものなら、積極的に参加はしても、断る理由はない
んだろうなぁ…と思う。
ただ、問題があるとすれば…
それを支えている人たち(信者)が、どんな状況にあって、それに関わっているのか? なんだろうけど…、それって、パッと見、分からないと思う…
そして、
政治家の話になるけれど、
彼らの活動の大半は、支持者集め。
実は宗教団体と変わらない…つまり、
政治家→宗教団体、
支持者→信者、
政治理念・政策→教義
に、それぞれ対応していて、
政治家は、
自分の掲げる政策を説いて、その理解者となる支持者を集める(布教活動をしている)。それが最重要。
これを効率的にやる手段として、
たくさんの人が所属する団体や組織を回って支持者集めに奔走する。
とにかく、
より多くの人たち(有権者)に、働きかけることは、当然の活動だし、
有権者が政治を考えるという点からも、大切なこと だと思う。
で、今騒がれている宗教団体に対する問題、気になるのは…
その団体が色んな組織に別れていて、(良さげな)活動をしているそれらの組織への、
「基本的には、政治活動をしない」
という流れ…
その理由は、
そこに所属する人たちは、
「いかなる政治家からも、普通の有権者が享受する政策アピール等の機会を受けられなくなる」
んじゃないの?…って思うからです。
これって、ある意味そして、かなり問題じゃないのかなぁ…と。
そう考えると、
本当の問題は、その宗教団体の問題とされる活動(政治との繋がりではない) であって、
本来、それを、
メディアが、社会問題として、しっかり、しつこく追及すべき ことのはず…と思っています。
政治家は、ぴんきりで不快や不信を抱きたくなる人たちもそれなりにいますが…
彼らはメディアに対しては、弱い立場で、あまり強く言わない…
それだからなのか…、
メディアは、今の報道でも、その宗教団体だけの問題としてじゃなく、政治家がらみの問題にしてしまっている、そうしてるように見えて…
かなり違和感を感じているわけです…