考える虫のつぶやき

こうやって生きたらいいのに を探して、物の見方、考え方について、あれこれと思うままに書いています。なぜか夜中ばかりの投稿ですが…

ロシアのウクライナ侵攻…戦争の意義って何だろう…?、そして早い終結を…

2月24日、ロシアがウクライナに侵攻。
まさか、直接、大軍を送り込んで戦争を仕掛ける、しかも米露のどちらかが…そんな光景を目の当たりにする機会があるなんて、思いもしなかった。

今のこの情報化が進んだ社会で、欧州という地理的な条件もあって、侵攻されているウクライナの状況も、かなりちゃんと入ってくる。
戦時下であっても、普通の人たちは、そこでちゃんと生活している。当然、避難する人もいるけれど…

考えてみれば当たり前かもしれないけれど…ただ考えもしなかっただけ…
よく目にする戦争のシーンは、戦闘シーンがほとんどだし…

この侵攻で思うのは、
侵攻されるウクライナの人たちは言うまでもなく、進軍するロシア兵も、交戦すれば死者が出る。
彼らの死によって、一体、何の恩恵があるんだろう…?
特に、
ロシア兵の中で、戦うことで、「誰かが幸せになる情景」を、思い描けている人なんているんだろうか…?

この記事を書き始めたのは 2月27日、その間忙しくてもう 3月5日…状況は悪くなる一方…そしてロシアは、
とうとう原発を攻撃するまでエスカレートしてしまった…

つい先日、
国連ではロシアのウクライナ侵攻に対する非難決議がなされたけれど、35ヵ国の棄権があって、正直ホッとした。
変に聞こえるかもしれないけれど、
「周り全てが非難する状況」の方がよっぽど危うい…誰かを追い詰めるというのは、そういう状況が為してしまうものだから…

こんな風に思っても、じゃあ「こうすればいい」という提案はないけれど、
ロシアの侵攻を断念させられるとすれば、ロシア国内での反対運動の拡大しかないように思う。
幸い、日に日に世界各国そしてロシア国内でも、このウクライナ侵攻への反対デモが広がって、その中には、ロシア人、ウクライナ人が一緒になって参加してたりする…本当に切実なんだと思う。
このままどんどん広がって欲しい…

その意味では、
今の情報化社会が、一般の人たちの侵攻反対の強力な武器になっていて頼もしい…ロシア政府はそれを抑えようとしてて心配ですが…
世界各国の偉い人たちには、
世界中の人たちが、この侵攻に反対する雰囲気づくりを醸成する、そういう活動してるところに積極的な支援をして欲しいと思う…
ロシア政府に対しては、これ以上は追い詰めず牽制する程度にして…


最後に、少し話が外れた感があるけれど、
プーチン大統領ウクライナ侵攻も、アメリカのトランプ政権誕生も、根っこの部分は、同じ社会的な問題じゃないのかなぁ…と
「うまくやれてるところ」と「うまくやれていないところ」の2極化がエスカレートしてる…そして、厄介なのは、
「うまくやれてるところ」は、ルールを作り、守り固めて、そのルールをうまく使ってる(盾にしてる)…

僕は法律の専門家ではないけれど、
ルールって誰のために作るのか…てのがすごく大切なんだと思う。
今はなんでもすぐルールができちゃいますが、多くは弱者(or個人or知識のない人)ではなく、強者(or組織or知識のある人)を守るように作っちゃっている…orz
そして何かあると、「みんなで」「だから正しい」と合唱する(追い詰める)…そんな風潮があって、世の中、ぎくしゃくしちゃってるんじゃないのかなぁ…