考える虫のつぶやき

こうやって生きたらいいのに を探して、物の見方、考え方について、あれこれと思うままに書いています。なぜか夜中ばかりの投稿ですが…

子どもの「社会を作る」を学ぶ場が家族でなくなっちゃった?…核家族の子育ての難しさ...

いじめや差別について考えると、やっぱり気になるのは、
それに関わる人たちの家族構成や生い立ち
だったりします。

僕は、生い立ちを知ったり理解することで、
多少気になるところがある人でも、
無闇に、拒否したり、反発したりしなくて、やんわり受けとめることができるのになぁ…と思っています。

そんなこともあって、核家族についてネットでなんとなく調べていると、

こんな良い記事を見かけました…(^^
地味な暮らしで幸福度日本一になった福井県。「三世代同居こそが最高の贅沢品」 | リノマガ

福井県は、三世代世帯が多くて、幸福度が日本で一位(2017年の記事ですが)。

読んでみて、なんとなく分かる気がすします。僕の家は所謂核家族ですが、記事に書かれている状況は理想だよなぁ…と感じます。

そして、こんな記事もありました。
「えっ!」子どもとの同居は満足度が低いシニア世代の「つながり消費」の読み方――三菱総合研究所主席研究員 高橋寿夫 | 三菱総研のニューノーマル消費を読む | ダイヤモンド・オンライン

これはシニア世代を対象にした、核家族とか小さな家族構成についての調査に関する内容で、
家族間でストレスを感じる…とか、あと、子供(成人した)との同居は、幸福度を下げるなんて話が書いてありました。
(あくまでもシニア世代の結果です)

今は明らかに、核家族化(さらに進んだ一人世帯化が)進んでいて、この2番目の記事なんかをみると、

僕らは、核家族みたいな小さな家族構成を選んでしまっている結果、

段々と社会を形成する能力を失っているんじゃないのかなぁ?…とちょっと心配になります。

今、色んなところで問題になってる、「いじめ、差別、○○ハラ…」
これらの問題って、み~んな、
それぞれの人が、学校や会社、最近だとSNSもかな、何らかのグループ(社会)に入って、そこで起こってしまう問題です。

先に話した、2番目の核家族に関わる調査結果なんて、別の見方をすると、
「小さな家族という社会すら、上手くやっていけない」…、ひょっとすると核家族が二代以上続くと「どう上手くやればいいのかも知らない?」という結果じゃないのかなぁ?…と

もしそうなら、
学校や会社なんかの、もっと大きな社会になると、当然ながら、必ずどこかで問題が起こる。それはおかしくないんじゃないの…?

そう思えてしまうわけです…orz

だからといって、
さあ、二世代、三世代で一緒に!って訳にはいかないので、
うちも核家族ですが、じゃあ、すぐに親と一緒に…てのは簡単じゃあない…かな。やっぱり、それには素地みたいなものが必要で…(^^;

そう考えると、
特に子どもたちのことを考えれば

小さな家族構成を補完する、何らかの仕組み(学校以外の…、より低年齢の時期で、地域の行政が提供するような)が必要なのかもしれません。

僕自身、
自分の家が核家族だってことを意識して、子どもたちと接するように意識しているのですが、ときどき難しいな~って思うことがあります(^^;

子どもにとって、核家族ってとても狭くて、それがすべてです。だから、何かあったら逃げ場がない
親ガチャみたいな言葉も、核家族だからこそ出てきた言葉なのかも…?

僕は小さい頃、核家族でしたが、幸い団地だったので、近所のおばちゃん、おじちゃん、お兄ちゃんたちがいて、可愛がってもらえる環境があったので、今思えば、それは良かったのかなぁ…と

子どもにちゃんと逃げ場があると、ストレスもあまり貯まらなくて、
いじめになったり、引きこもりになったり…って、なりにくいんじゃないのかな…?

そんな風に考えています。

#子育て
#核家族