考える虫のつぶやき

こうやって生きたらいいのに を探して、物の見方、考え方について、あれこれと思うままに書いています。なぜか夜中ばかりの投稿ですが…

バカボンの世界って差別のない社会の理想 !?...LGBT、多様性のヒントがあるかも

アメリカでは、依然として、人種差別への抗議活動が続き、
シアトルでは治外法権自治区まで出現して、何がなんやら?、いつまで続くのやら...

今日も、これに関わる話で、

ふと思ったことですが、

バカボンの世界って、かなり理想的な差別のない社会」だったかなぁ

と。

そこに出てくる人達は、
かなり変わった人や、
今で言うLGBTな人、とにかく、
ありとあらゆる癖のある人達ばかり、
普通の(僕らが理想と思う)人は、ママとはじめちゃんくらい。


この
「ありとあらゆる人達が受け入れられた社会」を、「差別のない社会」の一つ形
として、赤塚先生は、描いていたんかなぁと、今更ながら思いました。

たぶん、こんな時だからだろうけど...

ひょっとすると、
そもそも差別なんか意識すらしてなかったかも...


バカボンの世界、多少、ごちゃごちゃで混沌とした社会かもしれない。けれど、みんな必死に生きていて、その中では、
「誰かの存在を否定する」ようなことは起こらない(やったり、やられたりはあるけれど...)。
後腐れのない世界です。
(困った人だらけですが...)


だから、楽しく、だけど、後でどんな話だったのかさっぱり思い出せない...(^-^;


子供の頃に、
こういうのを楽しく見ていると、
大きくなって、
それぞれの違いは気にならなくなって (耐性ができて と言う方がしっくりくるかな...)、
互いを意識せず、受け入れ合うことができるのかも⁉️

と思ったりします。


なので、僕はいろんな意味で、バカボンが好きです。


逆に、今は、
「格好がいい」、「可愛くきれい」な、見た目、理想的な登場人物ばかりの作品が多い気がします。(その中で悪者はいるけれど)


これって、
そうじゃない人達を存在しないもの扱いに (存在を無意識に排除)してしまってるんじゃないのかな...?、そして...
さらに怖いのはその制作側の人たちは、そのことすら気づけていない...かなぁ...ただ、これって、よほど意識していないと難しい...


なのに、
「いじめはダメ」「仲間はずれはよくないよ」的な話が出てきます。
もうそんな人はほとんど出ない設定の世界で...


あまりに差別を意識し過ぎて、かえって矛盾した変なストーリーが出来ているように感じます。

そのせいなのか、
たいして違わないもの同士なのに、仲間はずれにするようなことが起きるんじゃないのかなぁ?
ちょっとした違いが受け入れられない...


「どんなときも、寛容でいる」、これは本当に難しい生きるテーマの一つです。個人的に...


最後に、
小さい頃、平日夕方はアニメ再放送のゴールデンタイムでした。
そのなかで、バカボンやらルパンやらを何度も見ました。

バカボンは、今でもときどき子供と動画を見て、ゲラゲラ笑ってます。

でも、やっぱり、どんな話だったかは、覚えてないんだけれど...orz