一年前くらいから、Microsoft Surfaceのタブレット端末とペンを、何ができるかを知るために、使っている。
基本は、講義・レクチャー用として。
実はこのお陰で、コロナ禍の遠隔は大助かりでした(^-^)v
まず、何が大きく変わったかというと、
1. プレゼン資料は「PDF」へ
(パワーポイントPPTはやめました)
もう1つ、副産物として、
2. 会議メモは、PC上で取る
の2点です。
その1の、プレゼン資料をPDFに変えた理由は、
・Windowsで標準の「Edge」で、PDFが開け、ペン入力が可能だからです。
(acrobatは、有料だった...)
・タブレットなので、拡大縮小が自由自在
です。
これでやり始めて、気付いたのは、
黒板やホワイトボード(HB)は使わなくて済むなぁと。
もともと、チョークが苦手で、プレゼン資料ベースにしていましたが、補足の説明では、黒板やHBに書いてました。
これが、
資料PDFに直接ペン入力して説明に、置き換わりました。
次に、思ったのは、
資料中の過剰な強調は少なくて済む、つまり、
資料中で、強調したい部分は、
写真やグラフの大きさや色の組み合わせ、場合によってはアニメーションを入れるなど、結構、考えていたのですが、
タブレットのタッチパネルで、PDFを使うと、
「2本指でささっと、その部分だけに拡大できて、しかも、説明しながら、線を引いたり、丸で囲ったりできます」
なので、
資料作成は比較的シンプルで済ませるようになりました。
(PPTでの細工はなくてもいい)
加えて、
画面ごとの切り替えは止めて...
つまり、
「PDF」の画面切り替えを、ページごとじゃなく、スクロールにすれば、
必要に応じた分だけスクロールできるので、
「PPT」で画面ごと切替えのときに画面が変わったことで見えなくなって、"前へとページごと戻る"操作を減らせます。
なので、今は、PDF資料を前提に、縦長の巻物のような資料作りを意識してます。
パワーポイントにも、そういう「巻物のモード的なものがあればいいのに!と...、Microsoftさん、是非、検討をお願いしますm(__)m
そんなこんなで、
タブレットPCとペンで、かなりプレゼンスタイルが変わりつつあります。
とはいえ、
このスタイルになっていたので、それをそのまま遠隔に使って助かってます。
ただ、遠隔は遠隔でそれなりに課題がありますが...
最後に、
その2の会議メモですが、これもタブレットPCとペンがあれば、筆記用具はなくて済みます。
配布資料が「PDF」だと、なお助かります。が、そうじゃないときのために、僕は、
真っ白な複数ページのPDFファイルをます作って準備してます。(これは、ホワイトボード代わりにもなります)
良いことばかり書きましたが、不安な点もあります。(surfaceを使用環境で)
・手書き入力に、遠隔が加わると、2時間が限界 (しっかり書くような作業だと、動きがカクカクして重くなってくるし、バッテリーも厳しい)
・もしものために、もう1セットは欲しい
です。ただ、これは贅沢な不安かも...