考える虫のつぶやき

こうやって生きたらいいのに を探して、物の見方、考え方について、あれこれと思うままに書いています。なぜか夜中ばかりの投稿ですが…

黒人差別抗議デモとトランプ政権の対応とSNS企業と…

アメリカ人黒人男性の白人警察官による暴行死を端に全米に広がった抗議デモ。

その参加者の一部は暴徒化し、過激な暴力行為や略奪があって、誰が見ても明らかな犯罪行為になっている。

これに対し、トランプ大統領は、軍による鎮圧も辞さないという姿勢を示し、これがさらに反発を呼び…なかなか収拾がつかない事態になっていて...

確かに、あんな激しい破壊行為をされれば、普通の人たちを守る手段として、警察では無理だから、というのは、分からない気もする。

それに加え、
SNSでの大統領の軍の動員などに関わる発言に対して、
ツイッター社は警告文を出し、
フェイスブック社でもその対応が社内問題となっているなど、
巨大SNS企業とトランプ政権との対立、関係悪化も生じている。


さて、この抗議デモの問題は、
『人種問題』だけでなく、それによる『貧困問題』がやっぱり大きいはずで、
もし、彼らが裕福なら
こんなに酷くはならないし、そもそも言われているような彼らの犯罪行為も少なくて、
「発端となる事件もなかった」
かも知れない。

そう考えると、
『格差問題』をなんとかしなくちゃいけない...よね。しかも、
「巨大IT企業は、租税回避が問題」になっていて、格差問題を助長する存在とも言えるんじゃなかろうか?

なので、SNS企業は、
抗議デモの対しては、『市民の見方』(大部分の社員一人一人はそうだと思う)に見えるけど、実は、ほんとにそう言えるのか?と、最近よく、頭をこんがらがらせています。

それと、
タックスヘブンなどの租税回避は、国際的にさっさとルール作りをしたらいいのに...と思う。
『政治の役割の一つは、富の再配分』のはずだけど、
租税回避がその邪魔になっていて、
各国政府が、それらの企業から適切に税を徴収できない。結局、
富の再配分=格差是正』 ができない。に陥ってるかなぁ...


そんな風に考えていくと、
『政府への抗議と同時に、巨大IT企業に対しても、この際、一緒に抗議』をする方が、いいんじゃないかと...

SNS企業は、国境を越えて、数えきれない住民を抱えた国みたいなものだし...


とにかく、
この問題は、複雑で根が深い。