企業や教育機関、医療機関...ありとあらゆる組織に対して、それらに関わる何らかの質を保証するための認証(評価)制度...
今回も、複数の自動車会社で性能試験などで不正があった...ことがニュースになっています...orz
幸い、僕の車種は該当しませんでしたが、どこまで信じてよいのやら...(^^;)
少し前にも、ダイハツ工業での不正が問題になり、大騒ぎになりましたが、そこだけではなかった...わけです。
そのときにも思ったことですが...
不正があった企業が、どんな認証を受けていたのか...その認証の一覧も公開すべきじゃないのかなぁ...って
大学なんかの教育機関でも、不祥事があったりしますが、これも同様に、どんな認証評価が通っていたのか...も分かればいいのになぁ...と。
これだけ色んなところで、不正やら不祥事やらのニュースを見聞きすると、認証機関って、当然、その組織の何某かに質のお墨付きを与えるための機関ですが、本当にどこまでちゃんとやっているのだろうか???...
そんな疑問が出てきます^^
僕も職場で、認証を受けるための仕事を担当したことがあります。前回の認証で、何らかの注文が付いていたのですが、職場でやっている中身的なものは問題なくちゃんとやっていると思ったので、作文と証拠になる資料だけを整理し直して認証を受けました^^、結果は「申し分なし」となったことがあります...orz
つまり...
その認証は、書類がちゃんと揃っているかどうかだけで判断してた...ってことで、実際的な活動状況なんて大して見てはいなかった...ってことです(^^;)
裏を返せば、書類だけちゃんと取り繕えば、認証を通過し得る...
企業は不正が見つかると、当然、非難され信頼を失い、経営も脅かされます...自業自得ではあるけれど、でも、認証(評価)機関って、何の責任も問われない...
これって、ちょっとモヤモヤしたものがあります...
会社など組織によっては、その認証のために、余計な業務が発生して、それが巡り巡って、本来の受益者がしわ寄せで不利益を被ることだってあり得る...例えば、教育機関だと学生だったり...
今回の不正も、ひょっとするとその業務負担が巡り巡って、不正に繋がった...ってことも...あくまでも、風が吹けば桶屋が儲かる的な想像だったりしますが...
いずれにしても...
今の認証(評価)のあり方って、何に対して責任があるのかもはっきりしなくて、段々形骸化しつつあるようで、そろそろ真剣に考え直さなくちゃいけなくなってる...気がします(^^;)