考える虫のつぶやき

こうやって生きたらいいのに を探して、物の見方、考え方について、あれこれと思うままに書いています。なぜか夜中ばかりの投稿ですが…

人道休戦...って、一体なんなんだろう...

ハマスの奇襲に対するイスラエルガザ地区への空爆、地上侵攻...まだ、ロシアのウクライナ侵攻も出口が見えないのに...

ハマスのテロ的行為も多くの民間人を犠牲にし、到底許されるものではない...けれども、これに対するイスラエル空爆や、今進められている地上侵攻も...やっていることは何ら変わらないし、それどころか多くが虐殺されハマスよりも酷い...間違いなく

多くの子どもたちを含む、どれだけの人々が犠牲になっているか...関係ないのに...

このイスラエルの報復行動のエスカレートに、さすがに、強く反対をしない欧米も少し抑制的な動きをするようになった...ようやく。

個人的には、何でそんな程度の対応しかできないんだろう...って思う。

彼らのイスラエル(政権)寄りの行動は、他の国々、人々からの信頼をかなり失ったと思う。いよいよ国際的協調が取りにくい世界に...、そんな状況がすぐそこまで来てると思う。

そんな中...
国連は、拒否権を持つ国々が何の役にも立たない中、頑張ってると思う。グテーレス議長のイスラエルの行動に対する国際人道法違反の発言や、先日の国連総会での人道的休戦の決議など...

ただ残念なのは...
その決議で、日本が棄権したこと...orz

多くが虐殺される状況の即時解決と、国家間のいざこざに対する立ち振る舞い、この2つのどちらが優先順位が高いかも量れない(後者を選択してしまう...orz)
内閣支持率って、こういうところに効いてくるんじゃないのかなぁ...

それにしても...
国連総会で決議された、人道的休戦...苦肉の策だとは思うけど(それでも賛成以外にはない)...よくよく考えると、この言葉に、ちょっとした気持ちの悪さを感じてしまう...

戦争って、ただただ非人道でしかない。休戦は、その戦争を一時的に止める...に過ぎない...、そんな休戦にわざわざ「人道」という言葉をつけざるを得なかった...、その違和感だと思う。

ニュースを調べると、当初は、"即時"停戦の決議だったらしい...、ほんと、そうなるべきだったと思う。

ちなみに...

人道 をネットの辞書で調べると...
「人として守り行うべき道にかなうさま」とか、「人間愛をもって人に接するさま」らしいので、

人道休戦 は...
「人として守り行うべき道にかなう戦闘の一時的な停止」だったり、「人間愛をもって行う戦闘の一時的な停止」ってことになる...、最もらしく聞こえなくもないけど...やっぱり何か変な気がする...

 

ぐだぐだと書いてしまったけれど、とにかく、

今のイスラエル政府は、残念ながら正しい判断ができない状況だろうから、近しい関係国がこの虐殺行為を止めるほかはないし、この瞬間を逃すとそれは間違いなく返ってくる...だから、今、行動して欲しい。そして...

早く、ガザ地区の人たちが、死と隣り合わせの恐怖に怯えることのない、平穏な生活を送れるようになって欲しい。