考える虫のつぶやき

こうやって生きたらいいのに を探して、物の見方、考え方について、あれこれと思うままに書いています。なぜか夜中ばかりの投稿ですが…

福島第一原発の処理水の報道と隣国の対応...どれだけ情報がオープンかを示しているような...

さて、8月24日、福島第一原発廃炉に伴う処理水の海洋放出が開始されました...

この件で自分自身の反応として感じたのは、知識不足による不安...、でも、
色んなニュースや稼働中の国内の原発、海外の原発からの処理水の排出事情、さらには、福島第一原発の処理過程を調べることで、その不安は段々と薄らいでいっている気がします。

結局...
人間の敵は、無知が引き起こす不安...それがかなり大きいよなぁ...と、改めて実感してます...orz

本当に自分の中でのその不安への対処、つまり、安心に変えるってのは難しい...(^^;)、

なので、
福島とその周辺の漁業関係者の風評被害への不安って、とても計り知れない...それについては、政府、そして東電にはしっかりした対応を...と思うばかりです。

話は戻って...
処理水の海洋放出のニュースに関しては、これまでも何かあるたびに報道されていたように思う。最近では、海洋放出計画の発表、IAEAの調査、放出実施日の決定、放出開始...

特に、24日の海洋放出開始は、放出開始のカウントダウンまで映像で流れていた...個人的にはそこまで大々的に見せなくても...って感じたくらい...

このニュースは世界各国で、また当然、隣国の中国や韓国でも...特に、処理水の海洋放出が決定してからは、かなり大々的に、そして、極端な反応が起こるくらいの報道がされている ように思います。

中国では、大々的に(ヘリの空撮やカウントダウンを交え...)批判するような報道がされ、さらには、この海洋放出に対して水産物輸入の全面停止まで行っている状況です...(^^;)。韓国は、幸い尹政権の対応のお陰で、政府としての過度な対応はなく(過剰な国民の反応はあるけれど...)済んでいます^^。

いずれにしても、この福島原発の処理水の海洋放出については、世界中で誰もが知れるように、これでもか...ってくらいの情報が流れている ことになってるんじゃないのかなぁ...って思います。

逆に、
今回の処理水海洋放出のニュースがなければ、海外の原発に関わる処理水の状況なんて知り得なかった...orz

そんな風に考えると、国内では東電の隠蔽体質が不安(だから政府も関わるし、IAEAのチェックも受ける)...などの意見も聞かれますが、日本のこの処理水海洋放出に関わる対応って、海外と比べて、かなりオープン(な状況を許していて)...で、こんなオープンな対応はなかなかないのかなぁ...と、特に、中国なんかはとても無理だよなぁ...って感じました。

そして、
中国の処理水海洋放出に対する強烈な対応は、とても残念に思います...、ただ、裏を返せば、国内事情がかなり厳しい表れなのかも知れないなぁ...若年失業率の公表停止なんかを見ても...、それを改めて教えてくれてる気もします。

最後は不満っぽい話になってしまいましたが...とにかく、
もう少し時間が経って、でも、できるだけ早く、みんなが落ち着いて、放出前のもとの状況に戻ることを心底願っています。

なるべく、海のものを食べよう...