ネットのニュースなんかを見ていると、例えば、
「何々は、○○の疑念には答えず、△△の実績ばかりを強調して…」
という記事を、特に、政治に関係するニュースなんかで、よく見かける。
これは、国内に限ったことじゃなく、アメリカなど海外でも...
少し前までは、
「...、実績ばかりを強調した」すらなく、終始、疑念に関して、のらりくらりと答えて終わっていたような覚えが...
で、最近になって、
「実績を強調する」ようになったんじゃないかと...
つまり、
答える側が、時間を掛けてそうなったような気がしています。
別の言い方をすると、
質問する側が、そういう形を出現させてしまったんかなぁ…と
僕は普段、
相手の態度は、自分(こちら)側に依るところが大きい、つまり、
こちら側次第で変えられる部分が多い(自分次第)
と考えているので…
例として、政府への対応で言えば、
その応対は、
マスコミが、聞く度に、
「問題になりそうな(問題にしたい)話題しか取り上げず、批判的な指摘しかしない」からに見えるし、それだから、
答える側も、何を言っても、そうなるならと諦めて、ただ単に、
「自分達が、ちゃんとやっていることを認めてもらおう」と、
必死に、答弁するようになっていった...ようにみえる
これって、
子育てでも、見かける光景で、
何かと「これはダメでしょ!」、「何でちゃんとできないの!」とか、「ほら、そこ間違ってる!」とか...、
やたらと厳しく、怒られがちな家の子どもって、
「これはちゃんとやったもん」とか、「こっちは出来るもん!」などなど、
自分が出来ることを必死に訴えていたり、周りにもアピールしてくることが多いと感じています。
個人的には、
子育てで、
ただ単なる断定的な「ダメの指摘」や、「失敗を叱る」のは、
しない方がよいのかなぁ...と、
それが、危なかったり、誰かを傷つけたりするものじゃなければ...
というのも、
子どもからみると、
欠点を指摘されてるだけで、
自分自身が否定されてるようにすら、感じているかもしれないから…
(次に繋がらない)
そうなると、やっぱり子どもは、
「逃げちゃったり」、「良いところを見て!と強く思ったり」するかなぁ...、そして、その気持ちも分かる気が…
なので、
出来るだけ、家ではそうしないように、
「どう難しかったん?」とか、
「どうして、そうなったん?」とか、
そうなった理由を聞いたり、
「これって、合ってる?」とか、
確認させるような質問にしたり…と、
とにかく、
子どもが、
そこから逃げたくならずに、
それについて考えたり、それに向き合いやすくなるように、
尋ねたりして、聞いてることが多いです...たぶん
あと、
「ここ以外は、ちゃんと出来てるね~」とか、「こっちは、間違ってないけど...」など、
できてる部分も、ちゃんと伝えて、時には、
「それが出来ると、こういう時に役に立つよ」とか、
その先に、繋がるような話もしてたりします。(これを書きながら、振り返ってみると)
もとの話に戻ると、
今のマスコミの報道は、批判やダメ出しばかりを取り上げて、しかも、それが、堂々巡りをする。
こんなやり取りは、とても、子ども達に見せるべきものじゃないよなぁ…と、
そんなものを見て、それが当たり前と思ったりすると、
彼らは、
「相手の欠点や失敗を、ひたすら指摘したり、批判したりする」ようになる(なってる?)はずだから…
そう考えると、
今のマスコミって、多くの場合、反面教師でしかないよなぁ…、
しかも、あまり見せたくない...
全く批判しないでとは言わないけれど、
できれば、是非、同じくらい、
次に繋がるような発展的な、やり取りを見せて欲しいし、
そういったやり取りは、きっと、その内容も、子ども達の将来に関わる、ためになる課題だったりするはずだから…
とにかく、マスコミって、たくさんの人が見てるんだから、"反面"じゃない"教師"であってもらいたいなぁ…と
じゃないと、世の中、段々と、反面教師だらけになってしまう…((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル