考える虫のつぶやき

こうやって生きたらいいのに を探して、物の見方、考え方について、あれこれと思うままに書いています。なぜか夜中ばかりの投稿ですが…

科学技術の発展には、鎖国とグローバル化の繰り返しが効果的...?

ここ20年でインターネット、IT技術が急激に進んで、それに伴って、
グローバル化もかなり進んでしまいました。

科学技術でみると、そのお陰で、
世界の動向が日々更新され、共有されるようになり、
ある課題を、多く人たちが一斉に取り組むことで、無駄なく進展させることができて、その進歩は目を見張るものがあります。

ただ、それには、

グローバル化が進む前までに

それぞれ離ればなれの地域(や国)で、
独自に発展してきた科学技術(それらに関わる知見やノウハウ)がある程度出来上がっていた
ことが大きく寄与しているように思う。

そして、
全く異なるアプローチで発展したもの同士が出会う
ことで、
大きなブレークスルー
が、この20年ちょいで数多く起こったように見える。

でも、今は、
その出会いの時期は、過去のものとなりつつ
あって、

現在の情報共有化・グローバル化の果てに、
みんな横並びの状態になり、
科学技術の進展は競争が激しい割りに緩やかで、閉塞感すら漂っている
ように見えます。

そう考えると、逆に、
情報が共有されないと、他を参考にできないので、
みんなそれぞれが自分達で考えざるを得ず、結果的に独創的な発想が生まれるんじゃないかと...


なので、

各国が鎖国のような状態を、期間を決めて実施すればいいのに
と、無謀にも思ったりします。

きっと、
その地域に根差した固有の発想が出てくる
ように思います。そして、

その鎖国を解いたときには、よその国を見て、

「なんだぁ!あの国は、そんなことをやっていたのか!?」
とか、
「あいつは、こんなことを、考え付いたのか!、どうやって?」

等など、

外から見たら、斬新なアイデアの発見になって、

たくさんの独創的な発想が出会い、
今と同じように、
画期的な科学技術が、一気に進展するようなことが起きるのでは?

と、割りと真面目に信じています。


そもそも、このまま
グローバル化が進んで、至るところ色んな人種が均等になった先は、

ありとあらゆる物事が似通ってしまって、非常につまらない世界になりはしないかと...

あり得ないとは思うけど、ときどき心配しています(((・・;)