新型コロナの感染者巣が、7月以降、増加傾向が続いている
おおよそ、緊急事態宣言解除のあと、1ヶ月過ぎた頃からなので、
ある程度の活動を許せば、仕方ない結果だと思う
この増加に対して、Go to キャンペーンの続行もあって、
ニュースや、それに対するコメントなんかをみると、政府・関係者に対して、
「政府は無策だ！」とか、
「何の方針も出さないっ！」とか、
さらには、もっと酷い内容のコメントもありましたが...
とにかく批判が目につきます
でも、
ちゃんと報道されている情報を考えれば、
政府の方針は明確に見えます
「コロナに対して、強制力のある自粛要請はしない」
「ある程度の経済活動は行ってもらいたい」
「特に厳しい業種については支援する(Goto)」
「だから、各自で十分に注意して、対策をとって行動して欲しい」
批判している人たちは、
「強制力のあるものだけが対策」
とでも考えているのだろうか？ と思ってしまいます。ひょっとすると、
「自分で決めたくなくて、指示してもらいたい」
と思っているのかもしれませんが...
コロナの第一次感染拡大時にも書きましたが(コロナ禍への対応、強制？自由？)、
強制力のある対策は、一見、分かりやすく良く思えますが、
自分で考えて行動する「自由」が奪われる
ことだと思います。
しかも、
ニュースで経済再生担当大臣などの説明から、感染が発生しやすい環境は、
・接待を伴う飲食店
・昼カラオケ
・バスツアー
・職場会議
・スポーツジム関連
・院内感染
などと、情報が提供されていて、
さらに、
緊急事態宣言時の活動制限であれば、感染拡大が確実に抑えられることも、みんなが経験済み
それらを考えれば、正直、
個々がどのように行動すべきかは、決まってくると思う。逆に、
どこまで行動できるかも、その範囲で決められる。
なので、
本来なら、これだけの情報があるので、各自が考え行動できてもいいのに、と思ってしまう。そして、
そういう社会が、本来の民主的な社会(強制力が少ない社会)のはずで、そうあってほしいなぁと思う。
最後に、
「政府は無策」、「何も方針を出さない」
と声高に発言しているのを、
「政府が何も規制しないなら、自由にしても大丈夫」的に受け止めて、行動をとってしまう人たちが、それなりにいるんじゃないか思っていて、それが、ちょっと心配です。
