考える虫のつぶやき

こうやって生きたらいいのに を探して、物の見方、考え方について、あれこれと思うままに書いています。なぜか夜中ばかりの投稿ですが…

SNSだと自身の加担に気づきにくい?

女子プロレスラーの急逝がニュースになっていた。ネットで誹謗中傷されていたと報じられていた。

SNSはいろんな人の意見が飛び交うけど、怖いのは、その一人一人が言っている様子を目の当たりにできないことかも知れない。
誰かが面と向かって文句を言っている様子は、"直接関係がないのなら"、見たくないし、ちょっと怖かったりして、避けようとすら思う。なので、
「一緒になって言ってやろう」なんて多くは思わないんじゃなかろうか?

有名人って、どちらかと言えば、"直接的な関わりがない人" のはずなんだけど、なぜだかSNSだと変わってしまう。

それはSNSが、
離れた人に直接思いを伝えられる良い面を持っているからだけど、逆に、
互いの距離を見失わせる怖さも持っているように思う。

だから、
「現実空間にみんなが集っている中で、
多数が一人を批判し続ける状況を、その度、想像する」ことを改めて強く意識させられました。


仮に、"それなりに関係がある場合"、
つまり、例えば学校のクラスとか...
かな、
それが想像できれば、SNS上の誹謗中傷って、クラスで多数が一斉に一人を徹底的に批判してる状況だと分かるよね。

そう考えると、これって、
「いじめの様子」と変わらなくて、ぞっとします。

"一緒になって批判してる周り"
が怖い存在で、その多くが、「いじめに加担してしまっている」なんて思ってないじゃないかなぁ...きっと。

そして、
「その彼らも実は弱くて、誰かを批判(攻撃)する立場になることで、自分を真っ先に、不必要に、無意識に守ってしまっている」ように見えます。

ところで、自分の話ですが、
子供が幼稚園のころ友達と過ごしている様子を見たり、妻からの話を聞いていると、
先にちょっかいを出したり、文句を言ってくる子供は、家で親が厳しかったり、親が忙しくて構ってもらえないところが多い気がします。
逆に、
人当たりの良い子供は、親が子供に対して、ゆったりと接していたり、じいじ、ばあばにも可愛がられていたりしていて、ほとんどが落ち着いた環境で過ごしています。

そして、
家でストレスを抱える子供は、やはり不安になりやすく、先に手を出してしまうことが多いのですが、それとは対照に、

落ち着いた子供は、家に帰って甘えればいいやって、思っているのか、外でわがままな態度が少ないように見えました。


そういうことも考えると、
一緒になって批判をしてしまう"周り"の不安を抱えた周りの数を減らすには、
「小さな頃に、ゆったりとした優しい愛情のもとで育った子供達を増やす」
ことだと思うのです。
「三つ子の魂百まで」なので、3歳、できれば5歳くらいまでは、どの家もできるだけ一緒の時間を大切に過ごせたらいいのにと心底思ってます。

そういう政策を、政府もやってくれないかなぁ...。
きっと、いじめも減るし、今回みたいなことも少なくなると思うんだけど。

あ~ぁ、また、長く書きすぎてしまった…orz