『アイサイト2からトヨタセーフティセンス第2世代へ…性格の違う馬に乗る感じ…? - 考える虫のつぶやき』のつづき…です。
前の記事から、1週間ちょい、新しい車にも大分慣れました…(^^)
それで、
追従運転支援(ACC)について、さらに気になった違い の話です^^
その違いは…
・長めのカーブや、交差点手前で車線が増えて別れる場合の前車追従性能、
結論を言えば、
これはアイサイトが良くて圧倒的です。
アイサイトは、
視界に見えてさえいれば、
・カーブで車を見失うことはほぼなく、
・交差点手前で車線が増えるところで、すぐ手前の車が車線を変えても、そのさらに前にいる車もちゃんと認識できて、安全に追従します。
(余程のことがなければ)
これに対して、
TSSは、それなりの頻度で見失います。
これは、
アイサイトとTSSの検知方式の違いがはっきり出ているように思います。
その方式は、
アイサイトは、
2つのカメラでそれらの画像を処理して、移動する障害物とその距離を認識します。なので、
カメラに見えている限り、認識対象になるっぽい…
一方、
TSSは、1つのカメラとレーダーの組み合わせで、距離はレーダーが計っています。
問題は、レーダー方式の限界…得られる情報(距離のみ)の少なさ…たぶん
レーダーは電波を出してその跳ね返りを受信します。これは、
目を閉じて、口から音を出して反射音を聞くようなものです。
目を閉じているので、何かがあるのはわかりますが、一体何なのかは分からない。その上、移動しているときは なおさら…
それをカメラ画像の情報で補完して特定させている…かな。
カーブでは、前車は車体の真正面から左右にズレます。つまり、
カーブが長かったり、曲がりのきつさかったりだと、レーダーの視界を外れ、検知から外れます。また、
カーブ内側の縁石・ガードレールなんかもレーダーでは前車を遮ることが多く、検知外になりがちです。
でも、
アイサイトは、前車がカーブ内側の向こう側へ先行しても、画像に写っていればちゃんと認識され、ほぼ検知は継続されます。
画像には色の情報もあって、電波に比べて圧倒的に情報量が多い…その代わり処理が大変なのですが…(^^;
さらに、
交差点手前の車線の分岐も同様です…
TSSでは前車の車線変更で検知が外れることが、しばしばありますが…(^^;
一方の、
アイサイトでは、ほとんどヒヤリはなく、上手く対応しています。
こうやって、
アイサイトと、トヨタセーフティセンスを比較してみると、
ACCに絞れば、やっぱりアイサイトに軍配が上がります。
アイサイト2は、7年以上前の技術なのに、その当時から一般道でもそれなりに使えるレベルの完成度 だったんだ…
と、今さらながら驚きです。
ACCは、
専用道なんかで、前車を追従するときにアクセルを踏まなくても、自動で車間を調整してくれるので、ドライバーはかなり楽です…(^^)
その状況以外で、使っていて、
ドライバーの負担軽減になっていると強く感じる機能は…
前車が減速して、それに合わせて止まる…そのときに、ブレーキを踏まなくて良いこと…
です。間違いなく…(^^)/
裏を返せば、
前車がある状態で、それを見ながら、ブレーキを調整しながら停止する…は思いの外、
神経を使っていたんだ…orz
と、今の車のACCを使うようになって、はっきり実感します。
なので、早く、
信号なんかでの停止が多い一般道で使えるACCが標準にならないかなぁ…
と、思ってます。
ただ、
次の買い換えは、これまでのペースだと7年後…orz
当たり前になってるわな…きっと^^