考える虫のつぶやき

こうやって生きたらいいのに を探して、物の見方、考え方について、あれこれと思うままに書いています。なぜか夜中ばかりの投稿ですが…

スバルのアイサイト2って、ちょっと臆病な馬みたい...やっぱり人間の処理能力ってすごい

もうしばらくになるけれど、衝突回避と追従クルーズ(自動運転)ができるスバル車に乗ってます。
(ハンドル操作はしてくれませんが...)

アイサイト2はレベル1の技術らしく、厳密には、自動運転ではなく、運転支援技術と言うらしい...


どこまで、できるのかに興味があって(十分安全に気をつけて)、今まで、いろんな状況を経験しましたが、


一言で言えば、

「臆病な馬に乗ってる」感じです。

それだけ、安全側に作られているということでもあります^^

例えば、普段自分が、
幅がちょっと狭いとか、
前方車が左折しかけていて、見るからに直ぐに曲がり切れる時は、

ブレーキに足を掛けるだけで、そのままで行こうとするのですが、

クルーズONだと、
「危な~い!」と言わんばかりに、ブレーキを掛けてきます。
(真面目です)

僕は、「いやいや大丈夫っ」と言って、減速しない程度に、アクセルを踏みます。(悪いやつです^-^; )

あと、
雨がザーザーと、かなり激しく降っている時や、
西陽がすごく眩しくて、本当に見にくい時は、

自動運転は、
「もう、無理っ(>_<)!」
って言わんばかりに、運転を返してきます。

仕方ないんで、「はいはい」と思いつつ、運転を引き継ぎます。


そんな感じのやり取りをしながら運転になるので、
自分一人じゃなく、もう一人の相棒と運転してる感じで、
ちょうど、
「馬に乗ると、こんな感じだろうか?」
と思いつつ、乗ってます。

結構、楽しいです。


あと、自動運転が苦手なことは、

前方、遥か遠くにいる車は気付けません

例えば、
車間がかなり空いていて(遠くに見えて)、
こちらの速度より前方が明らかに低速走行(または停止)してる時は、
かなり近づいてからしか気付けなくて、それまでは速度を下げないので、危険です。

突然、気付いて、
「速い速度で近づくなんて、危ないよ(ぴぴぴーッ!)」
って、教えてくれます。
(気付くのが遅かったくせに...)

それと、

やや暗い曇り空での、銀色の荷台のトラック
は、光の加減で(色が区別できず?)認識できないことが、たまに...。

あと、

下りから登りになる、緩いコースターのような道
も、壁のように見えるのか、ときどき勝手にブレーキを掛けて減速するので、ドキッとします。


この自動運転車が苦手なことを、
「一体、人間(自分)はどうしてるんだ?」と考えるのは、結構面白くて、
運転中に、よく自分を観察してます。

その結論は、
「人間というのはやっぱりすごい!」
ってことです。

人間は、ある景色を見た瞬間、

ずっと先に信号があって、車が止まってる とか、
視界のどこが道路か とか、
自分の進行に影響する車はどれか とか
必要なところを一瞬で判別し、

それと同時に、
注意すべきもの、しばらく無視してよいものとその範囲 を、サッと瞬間的に判別してそうです。
(きっとこれが重要?)


これは、写真を撮った時も、よく感じることですが、人間は、
「気になるところだけ、高解像度で見て」
「その他は、ボカシて見てます」
でも、撮った写真を見ると、(頭の中の)視界ではボケてた部分も、くっきり写っています。そのせいで、
綺麗だと感じていたターゲットが、思ったより目立たなくて、がっかりします。


運転中も同じことをやっていて、
どうでといい部分は、ボカシがかかった像として、頭の中で低負荷で処理して捉えています。きっと...


一方、自動運転車は、
おそらく、アピール動画なんかを見てると、
「逐次、視界全体に対して、
ある大きさ以上の
自動車、バイク、人の
検知作業を片っ端からやっている」

んだと思う。

課題(人間との違い)は、
"ある大きさ以上""片っ端から"
なんかな...?
僕らは、そこまではやってなさそう...

人間って、どうやって、
・身近で常に気を付けるところ、と
・時間を置いて、時々確認するところ
(しないときは、サボる)
とかを、
分けて処理したりしてるんだろうか?、不思議だし、すごいです。


ただ、人は、
時々、よそ見したり、
居眠りしそうになったり、
する危うさがあるけれど...(((・・;)
(もう、車が助けてくれるかな?)


あと、今のところ、
カメラ式(アイサイト)は、レーダー式よりは良いみたいです。(他社のを乗ってみた感想と、他社の所有者の話を聞くと...)


とにかく、
今の車になって、やっぱり運転はかなり楽になった気がします。

昔、テレビで見た、
ナイトライダーのキット(少し頼りないですが...)に乗ったような気もするし、

とても素晴らしい技術進歩で、ほんとに感謝感謝です(^-^)