教員不足の話題は,もうずーっと前からありますが,先日もその深刻なニュースが出ていました...orz
公立校の教員不足深刻、昨年4月時点の欠員4317人に…4年前の1・7倍に増加(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
とにかく,教員の多忙さがもっとも大きな理由の1つだと思いますが,それ以外にも,学校内での子どもたち,そして,保護者の雰囲気が随分と変わってしまった...というのも結果的に多忙さに繋がるわけですが...あると思います。
それに加えて,教員不足に限らず,どの分野も人手不足は深刻で,相対的に収入面でも明らかに見劣りして魅力がない...というごく最近の経済状況も拍車をかけているように思います...orz
そんな中,教育に対しては,質保証が声高に叫ばれていて,それについて検索してみると,至る所で,それをやってます的な検索結果が引っ掛かります...ですが,検索で出てきた大学・学校で,あ〜あそこは確かにすごい!...みたいなところはなかった...(-.-;
質保証はどちらかといえば,子どもらが身につける知識を育てる仕組み...に関わる部分が多く,それをちゃんとやっているか...的なもので,そのためのいわゆるPDCAサイクル(計画して,実行して,チェックして,改善を図る)をしっかりやるような”管理“をする...というものです。ざっくり言えば...たぶん。
人では足りないわ,学校内の雰囲気の変化で多忙な上に,そんな管理的な取り組みが推進されれば(強いられれば),ますます子どもたちの相手ができなくなってしまう...おそらく,そんな状況じゃないかと思います。
そして...
今,教育で問題になっているのは,結果として,知識がちゃんと身につけられているのか...にも現れていますが,実際は,それ以前の...人としてちゃんと育つ,つまり,人格がしっかり醸成される...その機会が足りずに大きくなってしまっている...ことだと考えています。知識面はその表面的なものに過ぎない(-.-;
人を育てる前に,知識を育てたって,その知識をちゃんとは使えない(使ってくれない)...orz
土台が不安定なのに,ロケットを打ち上げようとしたって,当然,思った方に打ち上がらない...
人を育てる...は,思いやりだったり,優しさだったり...感情(気持ち)に関わるものなので,文書にしたり数値にしたりできない目に見えにくいもの...なので,明確に文書化されるような「仕事(取り組み)」にしにくい...そんな理由かはわかりませんが,対処療法的な取り組みは聞いたりしますが,根本的な解決を図るような取り組みは聞いたことがありません...でも,方法はある...
人を育てる...の基本は,そばにいる(特に何をするわけでもなく)...です。
何かあったときに,状況を知っていて,話し相手になれる存在...であることです。
つまり...
教員の空いた時間を作ること...,ますます細かくするのとは逆に,管理をばっさり簡素化したり,思いっきり人を増やしたり...,そうやって,気持ちに余裕がある状態で,接し合える雰囲気を作ることがまず第一...です^^
気持ちに余裕がない状態で,近くに至って,その雰囲気は必ず伝播して,雰囲気は悪くなるだけです...orz,子どもたちは敏感なので,その伝播は早く,友達同士でもギスギスしがちなんだと思います。
文書にできないような,「何もしない」っぽい行為(仕事)が,子どもたちをより良く育てることになる...
だから,そういう施策を是非...やってみて欲しいなぁ...
とにかく,まずは,人を育てる...です。それができれば,知識も育ちます^^