この時期は、多くの人が新天地へ旅立つ時期で、そんな人たちを見送る機会も結構あります...(T_T)
特に、若い人たちに対しては、これから前途有望...前向きに送ってあげられたらいいなぁ...と思っているのですが、送る側の言葉の中には、今の時勢を反映してか、辛かったら逃げたらいい...などなど、なんとなく後ろ向きなものが目立つ気がしました...orz
中でも気になったのは、「自分のために生きてください」とか、「自分のために生きた方がいい」的なメッセージ...、実は、良くないんじゃないのかなぁ...って思ってます(-.-;)、
別の話と言われそうですが...
随分前に、職場の話をしていて、僕が「〇〇のことを考えると...」とか「□□が気になるから...」みたいな考えを話していると、「〇〇や□□のことじゃなく、もっと自分が何をしたいとか、自分のことを考えた方がいい」...そんな風に言われたことがありました..そのときは、頭の中で「そうは言っても...今気になるのがそっちで、それが大事だから、それに向き合いたい。そうって自分のためとは違うんだろうか...？、おかしく聞こえてるんかなぁ...？」、そんな風に感じたことがあります...(-.-;)
それからずっと、ぼんやり気になっていて...今でもときどき考えます...
最近になって、それについて、多分...そうなのかも...と思うのは...
「自分のために生きる」...が、「自分自身に自分のためになる何かをする」だったり、「自分が認められたり、評価されるために何かをする」...みたいに、つまり、その対象は自分で、結果として何かを享受することが大切...という、かなり限定的な意味で言ってくれていたのかなぁ...と。
ただ、それだと、それを一生懸命やろうとすればするほど...周りとの関係はかなり弱くなっていってしまう...そうじゃないのかなぁ...って気がします^^;
「自分のために生きる」って、
たとえそれが「自分が享受する」じゃなくて「自分以外の何かのため」であっても「自分のやりたいようにやる」...その自分で考え行動する、それができるということ自身に、やりがいや満足感が感じられる...そういうことじゃないのかな...って考えてます。
そして...、
「自分が享受する的に、自分のために生きる」をやっても周りと上手くいくのって実は...年齢的な時期も限られていて、生まれてから30手前（大学生から新人社員）まで、と60代後半（定年後）以降...じゃないのかな(^^;
僕自身は...おそらくですが、
職場なんかでは周りからなんとなく「自由にやっている」風に思われている...気がします...あくまでも気がするだけですが、ただ、間違いないのは...
それが自分じゃなく何のためであれ「自分のやりたいやり方でやっている」...そのお陰で、多少の苦労はあったりしますが、一つ一つに納得しながらやれていて、ゲームの攻略のように前向きでいられてある程度は満足しているのは確かです^^、あと、結果が出れば自信にもなるし...
逆に...ルーティンワーク的な業務がやってきた時の方が、余程ストレスに感じます...orz
あと...、
「自分以外の何かのため」にやったことって、上手くいけば、その結果として、後になって「自分の評価や自分への感謝」になってたりします...やってる最中は問題が上手くいくことだけを考えてやっているので、それは大して期待していないのですが、それがやってくるとやはり嬉しかったりします...(^^)
今は、いつの間にか、「自分のために生きる」が「自分」に向き過ぎているように思います。「やりがい」も、もっと外に向いていれば、世の中全体も住みやすくなるのになぁ...
