先日、車で移動中、お昼のラジオで、リスナーから「そうだよなぁ」と思うエピソードが読まれていた。
どうやら教育をテーマだったらしい。
うろ覚えだけど、だいたいこんな話でした...
『そのリスナーは、
学生時代に家庭教師をしていて、とても良い生徒を受け持ったということでした。
ある時、その生徒と学校の先生の悪口の話になって、たまたま、そのお母さんに聞かれたそうです。
帰り際にお母さんから、
「学校の先生を悪く言うような話はやらないで、子どもが先生の話を聞かなくなるかもしれないから」と、
やさしく言われたそうです』
いつの話かはわからないけど、
とても良識的で素敵なお母さんです。
今はなかなか少ないかもしれない...
大事なことは、
「子どもは親を見て、相手への接し方を判断してる」 ってことで、
見方を変えれば、
親の接し方で、子どもの向き合う態度を変えられる
と言えます。
我が家でも、
子どもたちが小さい頃は、
多少、幼稚園や小学校で気になることがあっても、
「子ともたちの前では、学校や先生を悪く言ったり、批判的な話はしない」ようにしてました。そうすることで、
子どもたちは、
「幼稚園や学校に不安を感じて、行きたくないなぁ...と思わないだろう」し、
「先生を頼りにして、先生の話を、ちゃんと聞くんじゃないかなぁ」
と思ったからです。
結果は、まずまずだった気がします。
簡単な例えですが、
子どもを、
おばあちゃんやおじいちゃんみたいなすごく身近な人に預けるときって、預ける僕らも、「いつもありがとね~」とか言いながら、かなり安心しきって預けます。
でも、もし、
初めての人だったら、きっと、
この人に預けて大丈夫かなぁ...?、と内心、心配して緊張気味に「お願いします」みたいな挨拶をして預ける
かなぁと...
子どもって、親のことをものすご~く良く見ていて、
親の様子から安心できるかできないかを鋭く察している
ように思います。
なので、
親がその相手を、信頼しているか、不信に思っているかが、すごく大切で、
親が安心して信頼しきっていれば、
子どもも安心してそこで過ごすし、
逆に、
親が心配したり、不信に思っていれば、
子どもも不安で嫌がったり、安心できないまま、ストレスを抱えて過ごす
ことになってるんだと思っています。
長々と書きましたが、
子どもたちの、幼稚園や学校の通い初めは、
まずは、
学校や先生を信頼してみる と心に決めて、関わって(接して)いくことが大切で、それが、
子どもにとっての安心を作り出す良い方法
だと、強く信じています。
あと、
先生も、「信頼されてる」と感じれば、きっと嬉しいし、その分頑張ってくれて、良いスパイラルが生まれるような気がします。
甘いと言われるかも知れませんが...
でも、
「相手の態度は、自分の鏡」
みたいなものだから...