下の娘がはまってる東京リベンジャーズ(前記事)、とうとう映画も見に行ってしまった…orz
夏休みはじめに、「夏休みの工作で、木工をやりたいっ(^-^)/」ってことで、それに決定!
あと、
今年もコロナでそんなに外出もできないし…ちゃんと付き合えるかな…ってのもあったので(^^)
実は、この夏休みの間中も、
「東リベの映画行きたいなぁ~」的なことをず~っと言ってました。
でも、
東リベはヤンキーが頑張る話だけあって、映画は PG12 になってて、
僕も個人的に、「暴力シーン多くてまだ早いんじゃあ…」と感じていたので行きませんでした。
で、夏休みが終わったのですが、
どうやら、夏休み結構頑張った甲斐あって、工作はかなり誉められたそうです。
残念ながら代表にはなれなくて2位だったそうですが、先生から選ぶのにかなり迷ったって話をしてもらったそうです。
ふにゃふにゃした話し方でしたが、ちょっぴり悔しそうでした…(>_<")
そんなこんなで、
「夏休みの工作、頑張って、学校でもいいねっ!ってことだったので、映画、行きますか(^^)」
ってことで、見に行きました。
さっき話した、連れてかない理由は…こらっ!
って言われそうですが、
夏休み中、漫画やら動画やらそれなりに見ていて、これだけ見てりゃ、そこそこ耐性できてるかもなぁ…ってのが、決心の理由です…(^^;
映画の中身はネタバレになるので無しですが、面白かったです。ただ、タケミッチが弱いので、ケンカのシーンで、ずっと力が入ったままで、ちと疲れました。
個人的には、
映像と音響にもうちょっとこだわって欲しかった感がありますが…
で、
娘の感想ですが、
「話は面白かったけど、ケンカのシーンが結構怖くて少しキツかったぁ~、結構、目をつぶったりしてた…」
らしいです。
「あれだけアニメも見てるのに!?」って、僕も思わず確認で聞いてしまった…、
「アニメは大丈夫だったけど、実写はリアルだった…(>_<")」
そうです。
「そうかそうか、あははは」と笑いながら映画館を出ました。
帰りながら、思ったことは、
これって、
人の認識とそれへの反応の仕方の実験みたいだなぁ…と、
アニメも実写も、同じ物語を表現している けれど、僕たち(人)の認識の仕方は、
アニメって、二次元的な絵で、
「アニメは実物とは実はかなりかけ離れてる」
と認識している。
これに対し、
「実写は演技とは言え、実際にかなり近い」と認識してる。
つまり、直線で例えると、
実際(リアルなもの、厳密には各個人がリアルと思っているもの)を原点とすると、
アニメは原点からかなり離れた点 で、
実写は原点にかなり近い点
そんな感じで、それぞれ距離が違います。
面白いのは、
この距離によって、僕たちの反応が変わるってことです。
「かけ離れたアニメに対しては、
より自分達が思うリアルさに近づけようと、頭の中で自由に処理して受け入れる。」
それに対して、
「実際に近い実写に対しては、
自分達が思うリアルさとは少し違っていて、なのに表現されているものはほぼ実際的で、どうすることもできず、上手く受け入れられない。」
こんな感じです。同じ物語には違いないはずですが…
個人的には、
アニメの人気の理由の1つは、そこにあるのかなぁ…?と思っていて、
つまり、
見てる人、一人一人が理想の状態に補完する自由がある。
これって、人間にとって、結構大事な気がします。
「余白(=距離の大きさ)」みたいなの なので…(^^)
ペットなんかも、人とはかけ離れていて、擬人化して捉えたりするのも似たようなものじゃないかと思います。
逆に、実写と似た反応だと、
実際の人に似たロボットやCG(いつかの美空ひばりのCG)なんかがそれなんだろうなぁと思います。
かなり似てしまっていて、でも、見る側一人一人には、「すでに見たことがある実際のものから頭の中に作り上げたリアルなもの」があるんだけど、目の前にあるものが実際過ぎて補完できず、そのどうしようもなさが、嫌悪感になっている ように思います。
そんなことを、何気に考えながら、帰りました。
子どもにせがまれて見に行った東リベでしたが、ちょっとした発見にもなったので、ダブルで良かったかなぁ…
でも、疲れた~
娘は相変わらず、アニメで復習していたので、東リベ好きは続きそうです。